第1章は「ヘーゲル国法論批判」を扱った部分であり、学生時代の私が手に負えなかったものである。やっぱり難しいけど、これは面白い。とりあえず、ここを引用しておく。「『ヘーゲル国法論の批判』の逆説は、根源的現存の概念ー根源的現存においては形式と内容の分離は生じないし、またそこにおいては、生はそれ自体において、理念的地平へのいかなる包摂にも先だって把握されるーを、まさしく理念的現存へ、政治的本質へ、適用しようとすることのうちにある」(57頁)。
- 作者: ミシェルアンリ,杉山吉弘,水野浩二
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
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- メディア: 単行本
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ヘーゲル法哲学批判序論―付 国法論批判その他 (1970年) (国民文庫)
- 作者: カール・マルクス,真下信一
- 出版社/メーカー: 大月書店
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- メディア: 文庫
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