エリック・クラプトン

 個人的にはいまのクラプトンのコンサートってそんなに触手が動かないし、ストーンズで散財したので今回はパスと思っていたのだが、ストーンズが最後ならクラプトンも最後でもおかしくないなとか思い始め、武道館ならと調べたら二階席とはいえ正面の良い席が取れそうなのでつい購入してしまった。
 私にとって記憶に残るクラプトンのコンサートは、デレク・トラックスとドイル・ブラムホールIIをバックにしたときとスティーヴィ−・ウィンウッドと共演したときで(ベックと共演したときは見ていない)という次第だから、今回もツアーのサポート・メンバーが気になる。ドラムがスティーブ・ガット、ギターのサポートには、おなじみのアンディ・フェアウェザーロウどころか誰も入れていない。ギターのサポートはいないのか。で、キーボードにポール・キャラックが入る。そうすると、注目したいのはポール・キャラックに歌わせるかと、クラプトンがどこまでギターを弾くのかいうところである。
 途中にアコースティック・セットを入れて、クラッシックなブルースを何曲かやって、そのあとは「レイラ」と「ティアズ・イン・ヘヴン」で、私はちょっとどうでもよくなってきていたら(しかし、スクリーンにアップで映し出されたクラプトンの指は70というのにとても奇麗だった)、次に、ポール・キャラックの「ハウ・ロング」をやった。この辺からクラプトンのテンションもあがり、アンコールはポール・キャラックに歌わせるという趣向でした。

1.Pretending
2.Key To They Highway
3.Tell The Truth
4.Hoochie Coochie Man
5.Honest Man
6.Wonderful Tonight
7.After Midnight
 
8.Driftin' Blues
9.Nobody Knows You When You're Down and Out
10.Alabama Woman Blues
11.Layla
12.Tears In Heaven
 
13.How Long
14.Before You Accuse Me
15.Cross Road Blues
16.Little Queen of Spades
17.Cocaine
 
18.High Time We Went