真理と方法(買うべきか買わざるべきか)

 ガダマーの『真理と方法』が全三巻訳出されたらしい。以前なら、全巻読み通したことは間違いないが、いまさらどうしよう。ちなみに、デリダはガダマーが「善なる意志」を前提にしていると批判したんだったよな。果たして書かれたものから「善なる意志」は読み取れるのか?そもそも、会話してたって「善なる意志」なんて常に想定できるようなものには思えないけれど。そして、ハーバーマスはガダマーを批判し(この論争日本語でまともに紹介した文献はあるのかな)、デリダは間接的にハーバーマスを批判している。しかし、いまさら整理してなにかいいことあるのかな。

テクストと解釈

テクストと解釈

真理と方法〈1〉哲学的解釈学の要綱 (叢書・ウニベルシタス)

真理と方法〈1〉哲学的解釈学の要綱 (叢書・ウニベルシタス)

真理と方法〈2〉 (叢書・ウニベルシタス)

真理と方法〈2〉 (叢書・ウニベルシタス)

真理と方法〈3〉 (叢書・ウニベルシタス)

真理と方法〈3〉 (叢書・ウニベルシタス)