知る人ぞ知る安田好弘を追いかけたドキュメンタリー。最初の電車内で異様に体を傾けた変な格好でおかしな目つきでパソコンのディスプレイを見つめる画像にまずやられてしまう。この人どうみても変人だし実際変人だ。ところが、カメラはそうした安田を追いかけることで、彼の優しさの一面をとらえてしまうのだ。こんなドキュメンタリーが作れるならテレビをただバカにしてもいられない。それに、この話を聞いていると、林真須美死刑囚がえん罪である可能性は極めて高い。誰も引き受けなかったという麻原被告の行状も。
死刑弁護人 生きるという権利 (講談社+α文庫 (G175-1))
- 作者: 安田好弘
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