誰が小沢一郎を殺すのか

 ウォルフレン、こんな本をだしていたのか?増税の可決以降、小沢一郎へのしばしばバッシングを伴う動向が主題化されても、彼が反対した消費税増税の方に目を向けないマス・メディアを横目にちょっと読んでみようと思った。話の構図は知っている人には知っている話。なんで政治家のスキャンダルってあんなにうまいタイミングででてくるんでしょう。なぜ、重大な議案が可決されようというとき、マスコミが飛びつくような事件が起きるのでしょう。そして、合衆国の存在等々を説明する本になっている。山県有朋あたりから掘り起こしておくのが面白かった一方、過去の小沢の言動を取り上げることは少ないな。
 

人物破壊  誰が小沢一郎を殺すのか? (角川文庫)

人物破壊 誰が小沢一郎を殺すのか? (角川文庫)

 
著者と小沢一郎の対談がここで読める。
http://getnews.jp/archives/132422