制度としての基本権

 とりあえず、おさらい終了。しかし、全部読まなくてもよかったかな。

基本権の特殊な反故機能は、四つの方向に分節化していくことができる。即ち、人格の構成、行態予期の一般化、経済的な欲求充足および拘束力をもつ問題決定である。---。人格性は個人化され、行態予期は一般化される。経済的欲求充足は貨幣によって秩序づけられ、拘束力をもつ決定は官僚制的な国家経営にーあるいは直接的に、あるいは政治権力形成の過程を経て、社会と結合せしめられるところの国家経営にー委託せしめられる。

 

制度としての基本権

制度としての基本権