頁をめくってみると以前読んでいるはずなのだが、まるで記憶に残っていない。それはともかく、ある種の古典に位置づけられるような本ですね。メンミは人種差別をいかのように定義している。
人種差別とは、現実の、あるいは架空の差異に、一般的、決定的な価値づけをすることであり、この価値づけは、告発者が自分の攻撃を正当化するために、被害者を犠牲にして、自分の利益のために行うものである(161頁)。
- 作者: アルベールメンミ,Albert Memmi,菊地昌実,白井成雄
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 1996/12/01
- メディア: 単行本
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