ボブ・ディラン

 名古屋に来て1年目に仕事のせいでふいにしたディランのチケットを取り戻すときがようやくやってきた。しかも、この間にルーツ志向の高めたディランはさらにパワフルになってるみたいだ。それもZEPP名古屋でオール・スタンディング(2階席は座れるようですが高いよ)。ディランの希望らしいけど、おじさんは立ってるのつらいよー、でも、あのハコでやるということはかなり間近にディランを見られるということではないか、というわけで発売日にチケットを買うような器用なまねができない私にしては珍しく、さっさとチケット申し込んだところ、わりとすぐに完売していたらしい。
 というわけで行ってきた18日、どこまで押し込んだかほんとに立錐の余地もないって感じだったけど、ディランがあそこにいる。背の低い方には見えなかったかもしれませんが。黒い帽子に黒いジャケットで、キーボードとブルースハープだけで、ギターはひかなかった。一曲目はレイニデイ・ウーマンでと、あれやったこれやってと書こうと思って、ちょっと確認してみたらディランのサイトにセットリストがあった*1。でも、ちょっと書いてしまうと、北国の少女やってハイウェイ61、やせっぽちのバラード(だっけ邦題)なんかをやって、アンコールの最後は、ちょっとジミヘンを意識したようなアレンジでオール・アロング・ザ・ウォッチ・タワーをやったのですよ。ディランだから、当然といえば当然ですが、アンコールの3曲以外は、毎回楽曲がかなり入れ替わってますね。翌日も用事ぶっとばして行くべきだったかもしれない。それにまだ東京にいるんだよね。当日は、会場前で浦沢直樹さんをお見かけましたよ。