Playing the mind guerrilla

 最近なぜかプロコル・ハルムの「青い影」をよく聴いている。ジョン・レノンの「マインド・ゲームズ」のネタ元がこの曲にあることはちょっと熱心な音楽ファンならすぐに気づくことじゃないかと思う*1
 ボクはこんなことを言ってジョンを貶めたいわけじゃない。だって「マインド・ゲームス」は、「インスタント・カーマ!」なんかと並んで、ボクがいちばん好きなジョンの曲の一つなのだ。そもそも「青い影」を聴いたからってジョン以外の誰に「マインド・ゲームス」みたいな曲が書けただろう?
 ジョンは「青い影」が発売された当時、繰り返し繰り返しこの曲を聴いていたのだという。ボクはこのエピソードを聴いてから、ますます「青い影」が好きになった(いっとき食傷気味な感じがしていたのに)。そして、聴きながらついこんな風に考えてしまう。ジョンは一体この曲に何を聴いていたんだろうって?そして、「マインド・ゲームス」を聴いてみる。

マインド・ゲームス(ヌートピア宣言)(紙ジャケット仕様)

マインド・ゲームス(ヌートピア宣言)(紙ジャケット仕様)

*1:さらにそのネタ元はパーシー・スレッジの「男が女を愛するとき」という話もあるそうな。