ブック・オフへ行くとMISIAや宇多田ヒカルのちょっと前のCDが250円で売られていたりする。あれだけのクオリティの作品が消耗品扱いというのはいささか寂しいのだが、そうすると、彼女たちの歌は嫌いじゃないがCDを買おうとまでは思わないボクも周回遅れでそろえてみようかなと思ったりする。
で、ぼちぼち聞いているのだけれど、MISIAを単体で聴いていると申し分なくいいなと思えるのだが、MISIAのファンにはたいへん失礼ながら、宇多田ヒカルと続けて聴くと、どうしてもMISIAの方が見劣りというか聴き劣りしてしまうような格好になる。何よりもMISIAを聴くときは歌詞があまりアタマに残らない。でも、宇多田ヒカルの場合は、歌詞が気になってくる。メロディーへのことばののせかたがうまいし*1、きっと発売当時に誰かが言ってるだろうけど、「拍車かかる」なんて言われると、こんな言葉を使うのかとはっとさせられる。そうすると、どんなことを歌っているのだろうとますます彼女の言葉づかいが気になってくるのだ。
- アーティスト: 宇多田ヒカル
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2002/06/19
- メディア: CD
- 購入: 6人 クリック: 70回
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