岐阜県現代陶芸美術館

 招待券を手に入れ、何となく気になるので、岐阜県現代陶芸美術館*1の「じゃんけんぽんの考え方 勝ち負けのない共存」へ行ってみることにした。ネーミングはちょっとあれなのだが展示そのものはとても面白かった。そもそも陶芸というとどうしても何百年前の織部とかなんたらとかそんなイメージしかなく、モダン・アートとして陶芸作品をみるという発想がボクのなかにはほとんどなかった。だが、作品がかもしだす不思議な柔らかさや、同じ形の反復と凹凸がつくりだす陰影や奇妙な感覚を楽しめた。多治見へ行くのは二度目。途中の古虎渓もきれいだったし、建物も磯崎新の設定したこったもの。また、面白そうな企画があったら行ってみようと思った。