エルメート・パスコアール

　最近、ちらほらとジョアンとジョビンあたりのＣＤを買い続けているいささかのラテン・ブームなのだが、そんななかエルメート・パスコアールのことが気になりだしていた。それでなんとなくいちばん心惹かれたこれを買ってみたら、すっスゴイ。ラテンだと思っていたのに、えっ、これフランク・ザッパ？って感じで始まる怒涛のライブ。エレクトリック・マイルスやソフト・マシーンを好きな人なら絶対はまると思う。そういえば、最初にバンドを組んだ仲間の一人が後にマイルスのバンドに加わるアイアート・モレイラだったとか。というわけで、しばらく愛聴盤になりそうだ。

ライヴ・イン・モントルー・ジャズ・フェスティヴァル(紙ジャケット仕様)