ラブ&ピース

 こちらははちゃめちゃな園子温の新作。雰囲気はティム・バートン調でコメディ・タッチ。新国立競技場問題が白紙になった分だけインパクトもましてる。たまたま、ピカドンとつけたカメの名前をきっかけに、「ラブ&ピース」という曲が生まれ、大スターになった主人公が「東京スタジアム」でコンサートを開く。そこに向かって巨大化したこのカメちゃんが東京の街を破壊しながらかっぽする。ゴジラの再現ですよ。でも、われわえはささやかなものだ。戦後70年にこんな作品作るとは園子温監督よいですね。