やはり、ガタリフの映画はいまいちだったな。デモは見せ場だと思うけど。二冊とも読んでみましたが、二冊目はいささかお説教臭かった。基本的には、これにつきると思う。憤りは大切です。憤りから逃れ癒されるばかりの世界には背を向けたい。でも、憤りだけでは人間は生きてはいけません。他人を大切にするためには、まず自分を大切にすることができなければなりません。
私はすべての人に訴えたい。ひとりひとりが怒るべき理由を見つけてほしい。かつてナチズムに怒りを覚えた私のように、怒りの対象を持つ人は力強く前進する戦士となり、歴史の流れに加わる。歴史の脈々たる流れは、一人ひとりの力で続いていくものである。この流れが向かう先は、より多くの正義、より多くの自由だ。---。正義と自由を求める権利は誰にもでもある。この権利を享受していない人々を見つけてたら、その人たちのために立ち上がり、権利を勝ち取るのに力を貸さなければならない。
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