マルクス

「感性的であるということは、受苦するということである。それゆえ、対象的感性的な存在としての人間は、ある受苦的な存在であり、そして自分の受苦を感ずるがゆえに、情念的な存在である。情念は、自分の対象に向かって精力的に努力する人間の本質である」

マルクス―人間的現実の哲学 (叢書・ウニベルシタス)

マルクス―人間的現実の哲学 (叢書・ウニベルシタス)