ひとつ上までいっても

 一つ上までいってもその上にやはり「問題がない」という報告を受けた人がいるわけですよね。この人は、その話を鵜呑みにして何もしなかった責任は問われないのでしょうか?そもそも渦中の人になっているのは一つ上の人までで、もう一つ上の人までいかないのはなぜなのでしょうか?主任検事のデータ改竄にかかわる意図の認知を巡って、一つ上のところでどのような報告を受けたのか事実関係が争われれて話が終わってしまう構図というのは(これ、本人の自供以外で白黒つけるの難しいと思うよ)、それ自体、ここの段階で騒いで問題をその上まで持っていかないようにするシナリオのように見えてしまうのですが、どうなのでしょう?

(追記)翌朝の新聞(『朝日』)記事の一面もやはりこの話に終始してますね。ただ、三面記事の方では最後のところで、やたらと具体的なやりとりが紹介されていて、これで事件の幕引きをはかり利権を守ろうとする発想が見え隠れするとある。