このあたりになると和辻とベラーの比重の置き方はまったく違ってくるな。和辻は武士道を古いもの扱いだが、ベラーはそこまでは言わない。だって、家中の秩序は忠を抜きにしては考えられまい。「勤勉と倹約は、実際、忠誠と密接なものである」(193頁)。
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